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虹橋香事館が完成し、使用開始
06-17

「長寧区は、中華伝統文化の保護と高揚において本当に良くできて、上海でもリードしている。」インタビューの中で、江南伝統文人香事の継承人呉清氏はこう語った。


3年間もの相互考察を経て、長寧区文化局と民俗文化センターの策定と主導の下で、呉清氏の虹橋香事館はやっと長寧に拠点を構え、また6月8日、一般公開を始めた。


虹橋香事館は展示、研究、交流、伝習を一体にして、中華伝統文化である香事文化を主題として、新虹橋中心ガーデンの中心湖畔に位置し、風景がきれいで、曲がりくねった小道でそれに通じる。館内の設計はすべて呉清氏一人で担当し、白、灰、原木色のメインの色合いは古代文人が香りを味わう際のムードを還元し、とても優雅である。


香りの文化といえば、多くの人は日本の「香道」を思い出すし、一部の人は、中国の香りの文化が日本から伝来してきたものだと思い込んでいるが、実は、正反対で、日本の香道は中国から伝わったもので、香りの文化は中国では数千年の歴史があり、中華礼儀作法文明の重要な一部分となっている。上海は世界で一番繁華な現代的な大都市のひとつとして、また数千年の歴史という文明の蓄積があり、四千年前の上海先住民はすでに陶器の薫炉で香料を燻製していたことが考古によって明らかになった。


今回の展示を経て、上海と中華の香り文化との緊密なつながりの多くを把握できる。宋の時代以後、薫炉を製作する名工は主に江南一帯に集まっていた。明代後半、上海地域で作られた銀、銅などの金属の香炉はすでに国内外で有名になり、明末清初の間l、上海の文人香事は江南地区乃至全国と東南アジア各国の香り文化でも、とても重要な地位を占めていた。


例えば、展示品の中に、「銅鎏金鱼子地香草夔龍紋双龍耳簋式炉」というのがあり、その落款は「雲間胡文明製」である。胡文明とは、明の時代の上海の名工で、彼の作品は乾隆皇帝に高く評価され、故宮博物院ではいまでも彼の作品が収蔵されている。


関係者の紹介によると、中国の香事文化の中で、香炉は最も代表的な器物で、明・清以来、「炉・瓶3種類」は中華香具で最も重要な代名詞となっているが、今回の展示の主題はその「炉・瓶3種類」である。


現在、大陸と台湾の故宮博物院以外に、多くの博物館では、ただ香炉を展示するだけで、もともとセットになっていた炉・瓶3種類は、ほとんど分散に保存されている。呉清教授がその著書「炉・瓶3種類」の中で指摘しているように、「多くの文物はもともとの使用状態から離れると、そのあるべき組み合わせがなくなってしまう。」虹橋香事館では、炉・瓶3種類はセットで展示され、もっとリニアにその本来の使用状態を復元している。


呉清教授は、非物質文化遺産の保護と伝承に当たって、ベストの状態は人々の暮らしの中で保存されることであると考えている。今後、虹橋香事館はまた各種類の香り文化関連の課目を開設しもっと多くの人に香りの文化に触れ合って、理解してもらい、伝統の香事を再び人々の暮らしに帰ってもらうようにしている。


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